伊豆・いとう地魚王国

ゼッタイに『美味い魚』がここにある!

あじは味なり。

夏に旬を迎え、ほどよく脂の乗るマアジは、様々な“旨いひと皿”に姿を変えてくれる。筋肉から滲み出るグルタミン酸、イノシン酸などの豊富な旨味エキスを、脂のコク味がコーティングし、この美味さに至る。

一般的に“アジ”と呼ばれるのはこの“マアジ”のこと。

ムロアジやメアジなど仲間は多く、こってりと脂の乗るもの、干物に向くものなど、それぞれ“持ち味”も様々である。さらに、同じマアジでも “くろあじ”と “きあじ”の2系統が存在する。

くろあじは、まさにマラソンランナー。

潮の緩やかな海域を回遊し、摂餌はコンディションの維持に必要な分だけ。一方・・・

きあじは、さながら柔道家

といったところか。回遊はせず、内湾の瀬に付く。瀬は潮が早いため、荒波に揉まれる鍛錬の日々。瀬に湧く豊富なプランクトンを食べ、最上の肉体を手に入れる。

そのため、くろあじはスマートだが、きあじは体高が高くがっしりした印象。身質もきあじの方が肉が締まっており、脂の乗りも別格。全国のブランドアジはほとんどがこの“きあじ”。

鮮魚、干物、アジフライ…その姿を目にしない日が無いほど、身近な存在のアジだが、近年漁獲量が激減し、今では高級魚として扱われるほど。値は張っても、この味の良さなら納得せざるを得ない。

※ご紹介するお魚たちはどんどん追加していく予定です。お楽しみに!