伊豆・いとう地魚王国

ゼッタイに『美味い魚』がここにある!

■噂から冷遇される魚
伊東市のとある地域では昔からシイラを「死体を喰う魚」として忌み嫌っております。特に高齢の方が強く嫌っています。以前、私は調理の仕事をしていたのですがその時にも聞いたことがありました。

・・・ピラニアかよっ!( *`ω´)アホかっ

というのがはじめて聞いた時の感想です。
この話って本当なんですかね?
※私ことWeb担当:福田の個人的意見満載でボヤきます!

水死体の側を泳ぐことから、「死体を喰う魚」として嫌がる漁師さんは少なくない。しかし、これは死体を食べているのではなく、浮漂物の陰に隠れ、餌となる小魚を待ち伏せているだけである。

くろあじは、まさにマラソンランナー。

シイラを好んで食す山陰・北陸地方では、こうした浮漂物に集まる習性を利用した“しいら漬け”なる漁業まであり、夏の風物詩になっている。  日本では賛否両論のシイラだが、海外での人気は上々。欧米では“ドルフィン”などと呼ばれ、ゲームフィッシングのターゲットになっている。ハワイでは高級魚扱いで“マヒマヒ”と呼び、フライは白身でクセが無く美味。  シイラの肉質はやや水っぽさがある。調理は生臭みのある皮を剥き、薄塩をあてて軽く身を締めてから。照り焼きやフライも良いが、味噌漬けや粕漬けにすると滋味深い一品になる。  シイラは夫婦仲良く連れ添って泳ぐ習性がある。オスが釣られると、メスはその漁船の後をどこまでも付いていくといわれる。それにあやかり、高知県ではシイラの塩干品が結納品に使われる。こんな話を聞くと、「死体を喰う魚」という縁起の悪いイメージを払拭してやりたくなる。
■本文・写真:静岡県水産技術研究所 伊豆分場 鈴木

学術的というか専門家的にはそういった意見です。まぁそうですよね〜。ちなみにお隣の中国では「真鯛」をシイラと同じ噂で嫌う人がいるそうです。(ネット情報)

昔からの噂で敬遠するのはしょうがないとは思います。嫌なら食べなければいいのです。しかし「その意味がない無駄な噂」を広めるのはいかがなものでしょうか?自ら伊東港で水揚げされるとても美味しい「伊東の地魚」の価値を下げてどうするのでしょうか?同じ伊東市民としてとても残念な話です。

■シイラは刺身でも加熱調理でも美味しい白身魚です!!
時間が経つと水気が抜けて身が縮むので刺身は捌いたその日のみ。刺身で食べれるのは「鮮度がいい」証です。また、クセの少ない白身なので「フライ」にも「炒め物」でも何にでも使えてとても重宝します。私は切り身を冷凍して保存し、フライや天ぷらのネタにします。
あと個人的な感想ですが「3枚おろしの練習(中型魚)」に最適です。価格も安く魚体が薄いので取り回しがしやすいのです。いきなりブリとかだと価格的にも大きさ的にも少しハードルが高い気がします。注意点は、これは全ての魚にも言えることですが「しっかりと水洗いすること」です。特にシイラは皮に汚れがついてると「臭いや食中毒の元」になるのでゴシゴシと磨いてください。

■シイラの水揚げは6月〜11月頃まで。まさに夏の魚です。

「もっと評価されるべき魚:シイラ」をぜひご賞味ください!くだらない噂を信じて食べないのは勿体ないですよっ!!

■ボヤき文・イラスト:Web担当 福田

※ご紹介するお魚たちはどんどん追加していく予定です。お楽しみに!